ひとつの製品が完成するまでには、実に様々なプロセス、多くの職人たちの手を経て作られています。受注から出荷までのスピード感の溢れる対応は弊社ならではの強みだと自負しています。弊社では脇役は一人もいません。一人ひとりが主役でプライドと責任を持って仕事と向き合い、それぞれの持ち場で活躍しています。ひとつの製品がいろんな部品を組み合わせることで至極の逸品に仕上がるように、一人ひとりの技量や情熱が重なり合いながら、シオジリブランドを作り上げているのです。
チームロゴやオリジナルマークなどの下図をもとに、刺繍機で刺繍加工するために、専用のCADソフトを使って刺繍データを作成します。刺繍の出来映えを決める最も大切な作業になります。
チームロゴやオリジナルマークなどをデジタル処理でダイレクトに転写プリント、昇華プリントができるシステムです。高精度と耐久性に優れ、短納期や低コストを実現。いろいろな用途に使用できます。
自動刺繍機は多頭機3台、一頭機39台(※2019年現在)。職人が複数の機械のオペレーションを担当しています。縫製仕様書のマークデータをバーコードで読み込めば、刺繍機にデータが自動で転送されて稼動するシステムになっています。
お客さまから指示された生地を専用の金型を使って、レンゲや庇などのパーツに裁断します。
帽子の頭部を構成するレンゲ、パーツを縫い合わせてラインチームに分かれて、生産します。
最後の仕上げアイロン。縫製が終わった帽子を霧吹きした後、専用のプレス機を使って150℃の熱で整形していきます。縫製時についたシワを綺麗に伸ばして、本来のあるべきカタチを出す作業です。
縫製仕様書と照らし合わせながら、目飛びや破れなどの不良個所をチェックします。また、検針機で縫い針の混入の有無を検査します。頭に被るものなので特に慎重を期した後、出荷しています。